共生の象徴。初夏の街にツバメは飛び交う
古くから人との関わりの深い生き物に、ツバメがあります。春とともに軒先に巣を作るこの鳥は、自然と人との共生のシンボル。ですが近年、自然環境の変化や、巣作りに適した日本家屋の減少によって、その数が減っているとも言われています。
ところが、私が土浦に移って間もない頃にうけた街の印象は「ツバメが多い街」。現在でも、春先から飛び始めたかと思うと、田植えも一段落した立夏の頃には、忙しく巣に餌を運ぶ親鳥を、街のそこかしこで見ることができます。
大きな口を開けてエサの催促をするヒナ達と、何度もエサ探しに奔走する親鳥。どこの世界も、子供は可愛いし親は忙しい。この愛らしい鳥を見てホッコリできる、この街の初夏が大好きです。
見られる場所:市内全域で観測できます。
土浦市:
霞ヶ浦西浦の西端に位置し,江戸の頃より茨城県南の要所として栄えてきました。ナショナルサイクルルート「つくば霞ヶ浦リンリンロード」の拠点となっています。
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