息をのむ黄金色の絨毯。つくば市・科学万博記念公園のイチョウ並木
茨城県でも指折りのイチョウの名所、つくば市・科学万博記念公園。この公園はその名の通り、1985年につくば市で開催された、つくば科学万博の跡地に作られた公園です。
入口で出迎えてくれるのは、万博パビリオンのシンボルタワーをモチーフとした高さ10mの「科学の門」。481個の小さな金属の球体が吊り下げられていて、見る方向によってニュートン、ガリレイ、エジソン、アルキメデスら4人の偉大な科学者の顔になるという、ユニークなオブジェです。
この公園にはアスレチックや遊具はありませんが、広々とした芝生、水鳥が泳ぐ修景池、そして春の桜、初夏のあやめと、四季折々の多様な自然を楽しむことができます。
なかでも特筆すべきが、冒頭で挙げた秋のイチョウ。500mのイチョウの並木が一斉に黄金色に染まり、歩道に金色の絨毯が敷きつめられる様は、素晴らしいの一言です。
ブランケットとキャラメルマキアートをお供に、木陰のベンチで木漏れ日を受けつつ、お気に入りの小説を読む…秋の贅沢として、ちょっとこれ以上はないんじゃないかしらん。と、個人的には思っています。
科学万博記念公園:
所在地:茨城県つくば市御幸が丘6
イチョウの見頃:11月中旬~11月下旬
つくば市:
万葉の昔より信仰の対象とされてきた名峰・筑波山の南麓に位置し,数多くの研究機関が集積する科学の街・つくば市。研究所をまわる夏休みのサイエンスツアーも大人気です。
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