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波音の中に咲く可憐な花。神栖市・ウチワサボテン群生地

神栖市波崎・須田浜海岸沿いの住宅地の一角、300㎡の空地に、生垣に囲まれてひっそりと自生するウチワサボテンの群落があります。ウチワサボテンは南米原産の植物で、平べったい団扇のような形状がその名の由来とされ、日本での自生北限地はここ神栖市だそう。

約100年前には繁殖していたとされ、1972年に茨城県の天然記念物に指定を受けています。その高さは2mほどにもなり、毎年6~8月に可憐な黄色い花を咲かせ、目を楽しませてくれます。

すぐ背後から波音が聞こえる中で見るサボテンの風景は、どこか異国情緒漂う不思議な空間。なんだか無性にタコスとテキーラが欲しくなるのは、私だけでしょうか?なお、鋭いとげがあるので、鑑賞の際は怪我をしないようお気を付けください。

神栖市ウチワサボテン群生地:
所在地:茨城県神栖市太田2070-8
開花状況は市のHPで確認できます→【神栖市ウチワサボテンHP】

神栖市:
西は外浪逆浦,東を鹿島灘に面する神栖市は,東国三社のひとつである息栖神社を擁し,古代から開けた土地として栄えました。ピーマンの生産量日本一を誇ります。
その他の記事はこちら→【神栖市】

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