紅葉の中、照り映える三重塔。桜川市・椎尾山薬王院

茨城県桜川市真壁町椎尾。その名の通りスダジイの巨木群に囲まれた場所に、椎尾山薬王院は佇んでいます。

782年の開山とされ、茨城県指定文化財の三重塔・桜川市指定文化財の仁王門・本堂などの文化財を有するほか、先のスダジイも「椎尾山薬王院の樹叢」として、県指定天然記念物となっています。

宝永元年(1704年)に建立された三重塔は、美しい装飾で見ごたえ十分。また同寺は紅葉の名所として知られ、色づいた木々の中で見る伽藍は素晴らしい美しさです。

ご利益としては、病気平癒・眼病平癒・子授けなどがあるとされています。酒寄観光みかん園にもほど近く、参拝とあわせて秋の行楽にいかがでしょうか。

椎尾山薬王院:
所在地:茨城県桜川市真壁町椎尾3178
紅葉の見頃:12月頃~

※桜川市には関東最古の三重塔もあります→【関東最古の三重塔。桜川市・富谷観音小山寺】

桜川市:
筑波山の北麓に位置する,山と里の景色豊かな桜川市には,茨城県内唯一の重要伝統的建造物群保存地区・真壁の街並みをはじめ,歴史を感じさせる風景が多く残されています。
その他の記事はこちら→【桜川市】

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