関東最古の三重塔。桜川市・富谷観音小山寺

桜川市の紅葉スポットとしても知られる富谷観音小山寺。このお寺には、関東以北で最古、国指定重要文化財である室町時代の三重塔が厳かに建っています。

なお、この塔以外で同時期に建てられた三重塔は、関東では栃木県芳賀郡益子町の西明寺のみ。ここからも貴重な文化遺産であることが分かります。

建立は寛正6年(1465)、三間三重塔婆・とち葺の塔は、和様を基調として禅宗様を細部に交えたものとなっており、社叢の中にそびえるその姿は実に荘厳。秋の紅葉シーズンとあわせての参拝はいかがでしょうか。

富谷観音小山寺:
所在地:茨城県桜川市富谷2186
紅葉の時期:11月下旬~12月上旬ごろ

桜川市:
筑波山の北麓に位置する,山と里の景色豊かな桜川市には,茨城県内唯一の重要伝統的建造物群保存地区・真壁の街並みをはじめ,歴史を感じさせる風景が多く残されています。
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