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桟橋から、ゆったりハクチョウ観察。小美玉市・池花池

春はぐるりの桜、夏は水面の睡蓮、そして秋から冬は白鳥。季節ごとに様々な顔を見せてくれる、小美玉市美野里地区の池花池(いけばないけ)。

農業用のこのため池には、1976年に初めて白鳥が飛来して以来、毎年オオハクチョウやコハクチョウが飛来するようになりました。年を追うごとに次第にその数は増え、今では30~40羽ほどにもなるとか。他にもカルガモなどの野鳥の姿も見られる、地域の憩いのスポットとなっています。

広めの桟橋があるので、間近でゆっくりハクチョウの優雅な姿を楽しむことができます。小美玉市には、他にも遠州池(小美玉市羽刈)などの白鳥スポットがありますので、秋冬の行楽にぜひお出かけください。


※:なお、こうした野鳥スポットにおいてよく見られる「餌やり」は、環境省での指針(※2)の通り、基本的に禁じられています。それは、野鳥への虐待とも言えるものだからです。
その理由は「野鳥自身が餌を探す能力がなくなる」「体に合わない餌による野鳥の健康被害」「生態系のかく乱」「水質の汚染」等、様々な問題が生じるため。
特別に許可等が無い限り「可愛いから」といった理由での、安易な餌やりはお控えください。
なお、この池花池においても、餌やり禁止の看板が掲げられています。

※2:環境省「鳥獣の保護及び管理を図るための事業を実施するための基本的な指針」1-6-7

池花池:
所在地:茨城県小美玉市部室
白鳥の飛来時期:例年11月下旬から3月中旬頃

小美玉市:
霞ヶ浦西浦の北端に位置し,おだやかな田園風景が広がる小美玉市。平成22年に新たに開港した茨城空港により,茨城の新たな玄関口となっています。
その他の記事はこちら→【小美玉市】

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