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心に勇気の火があれば、モチモチの木に灯りはともる。小美玉市・愛宕神社

猟師のじさま(爺様)と、山小屋で暮らす5歳の男の子、豆太。豆太はとても怖がりで、1人では夜中に外にある雪隠(トイレ)に行くこともできません。山小屋のそばには大きな「モチモチの木」があり、夜のモチモチの木は豆太を驚かすようで怖ろしいのです。

そんな弱虫豆太ですが、ある夜じさまが急病になってしまい、勇気を振り絞って半里(2km)も離れた医者を呼びに夜道を駆けます。医者を連れ、じさまの待つ家に戻ると、勇気のある者にしか見ることができないという、神々しく光り輝くモチモチの木が見えた…

小美玉市が誇る偉大なる郷土の作家、滝平二郎さんによる絵本「モチモチの木」。教科書で触れた方も多いかと思います。このお話の要となる「モチモチの木」のモチーフが、同市下玉里の愛宕神社にあるのです。

樹齢1000年にもなるという巨大なタブノキがそれで、横へ上へと力強く伸びる枝ぶりは、まさに絵本の中のモチモチの木通りの迫力。滝平二郎も、この迫力にインスパイアされ、あの絵を描いたのかと思いながら読み返すと、さらに味わい深い読後感が得られます。


愛宕神社:
所在地:小美玉市下玉里1472

※今回のイラストは、じさまが優しく豆太を抱きしめている絵本の表紙をイメージしつつ、我が家を重ねて作成しています。
私事ですが、昨年度ほぼ1年間を体調不良のため休職、時に痛みで悶える姿を子供たちに見せてしまい、不安を感じさせてしまいました。せめて、イラストの中で抱きしめて安心させたい…と思いつつの作画でした。絵本と逆で、勇気をもらっているのは私の方でしたが。

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