巨大きせるで一服いかが。石岡市・きせる祭

毎年9月の第1日曜日、石岡市の加波山神社(かばさんじんじゃ)では、奇祭「きせる祭」が執り行われます。

全国的にも珍しいこのお祭りは、長さ2.6m、重さ60kgという巨大なきせるを担ぎ、険しい山道を登るという神事。このきせる、張りぼてなどではなく実際に吸うことができる本物、というのがまたユニークです。

祭りの初め、加波山神社にて雁首に刻みタバコを詰め、神職が伝統的なキリモミ方式で火をつけます。それが終わると、急斜面の上にある「たばこ神社」まで、氏子が力を合わせて担ぎ上げる…というもの。無事に神社に到達すると、氏子ばかりでなく、見物客にも巨大きせるでのタバコがふるまわれます。

嫌煙は世の流れとは言え、少しくらい脱ヘルシーだったりする方が、時に心身には良かったりもします、人間だもの。私は数十年前に禁煙した身ですが、取材していてちょっと吸いたくなりました。今後もぜひ末永く続いてほしい、ユニークな神事です。

加波山神社:
所在地:茨城県石岡市大塚字加波山1
開催時期:9月第1日曜日

石岡市:
霞ヶ浦西浦から筑波山の間の肥沃な土地に恵まれ,各種果物や清酒どころとして知られています。常陸国発祥を伝える多くの史跡のほか,市街地のレトロ建築物も人気です。
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