ほっくほくの甘さ!畑で完熟、稲敷市・江戸崎かぼちゃ
2015年に制定された「地理的表示保護制度(GI)」において、野菜で一番最初に認定された、稲敷市「江戸崎かぼちゃ」。
ほくほくと甘いその秘密は、畑で完熟させてから収穫するから。一般的なかぼちゃより、畑での追熟期間が10日多い55日間。この55日という数字を割り出すまでは、試行錯誤の連続だったそう。
そのブランドは、関係者の厳格な品質管理により支えられています。収穫前、生産者全員が各畑からサンプルの実を持ち寄り、切って完熟度合いを確認。一定の水準に達するもののみ「江戸崎かぼちゃ」の名を冠することができるとのこと。野菜初のGI認定は、そのたゆまぬ努力のたまものです。
江戸崎かぼちゃ:
販売所:JA稲敷新利根直売所ほか、茨城県稲敷市近郊
→茨城新聞2019年8月7日版に、連載「日本一の湖の ほとりにある 街の話vol.03」として掲載されました。
稲敷市:
北は霞ヶ浦西浦,南は利根川に面し,古くから水郷地帯として栄えてきました。多くの野鳥観察スポットや,ヘラブナ釣り・ブラックバス釣りのメッカとして知られています。
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