可愛い豆力士にホッコリ。潮来市・延方相撲
300年以上昔の江戸時代、潮来市一帯の漁場を巡る紛争が収められたことを祝い、同市鹿嶋吉田神社神社に奉納されたのが起源とされる「延方相撲(のぶかたずもう)」。
例年7月最終日曜日に開催されるこの祭礼は、江戸勧進相撲の格式で現在に伝えられています。当日は、古式の相撲や小学生の子供相撲などが行われますが、思わず顔がほころんでしまうのが、子どもの健やかな成長を祈念して奉納される、地元未就学児による「花相撲」。
お祭り冒頭、立派な化粧まわしを締めた未就学児が父親と共に土俵入り。どこかポカンとしていたり、泣いてしまったり、その可愛らしさに思わずほっこり、沸きおこる声援。潮来に盛夏の到来を告げる、古式ゆかしい祭礼です。
延方相撲:
開催日時:例年7月最終日曜日
開催地: 鹿嶋吉田神社(茨城県潮来市新宮1885)
潮来市:
霞ヶ浦西浦・北浦・外浪逆浦と,水辺に囲まれた,まさに水郷の街,潮来市。女性船頭が操るサッパ船は,街のシンボルとして全国にその名を知られています。
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