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一風変わったユニークなお守り。つくば市・一ノ矢八坂神社ニンニク祭り

筑波大学北端・一ノ矢学生宿舎地区の大通り向かいに、うっそうとした鎮守の杜に覆われた、趣深い神社があります。

この一ノ矢八坂神社、創建は平安時代・千数百年の歴史を持つとのこと。そして、この古社で毎年旧暦6月7日に行われる祇園例大祭が、何ともユニークなのです。

例大祭の別名は「ニンニク祭り」。祭神であるスサノオノミコトが朝鮮半島から持ち帰ったとされるニンニクが、丸々一個入ったお守りが、年に一度この例大祭の時のみ配布されます。

赤く大きなお守り袋をあけてみると、中からは本当にゴロっとニンニクが。無病息災・家内安全に霊験あらたかとされるこのお守りは、玄関先等に吊るしておくと良いとのことで、毎年欠かさず購入する地域の方も多いのだとか。

参道には出店が並び、ガマの油売り口上など様々なイベントや、夕方頃の御輿の渡御など、何とも賑やかで楽しいお祭りです。古くからの筑波の風情が味わえるこの個性的なお祭り、ぜひお運びください。

一ノ矢八坂神社祇園例大祭(ニンニク祭り):
開催場所:一ノ矢八坂神社
開催時期:毎年旧暦6月7日(令和4年は7月5日)
所在地:茨城県つくば市玉取2617-1

つくば市:
万葉の昔より信仰の対象とされてきた名峰・筑波山の南麓に位置し,数多くの研究機関が集積する科学の街・つくば市。研究所をまわる夏休みのサイエンスツアーも大人気です。
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