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熱気あふれる漁師町のお祭り!神栖市・手子后神社大潮祭

毎年、旧暦6月15日近くの土曜日と日曜日(新暦では7月の半ば)、神栖市波崎地区の漁港には、大漁旗を飾った漁船がずらりと並びます。この日、漁師さんは出漁を止め、航海の安全と豊漁を祈る「大潮祭(おおしおまつり)」が執り行われるのです。

茨城県の最南端かつ最東端にある手子后神社(てごさきじんじゃ)の例大祭であるこのお祭りは、海の民の威勢の良さに溢れ、見どころ満載。中でも盛り上がるのが神輿を先導する「あばれ太鼓」です。

1尺5寸の和太鼓を脇に抱え、飛び跳ねながら演舞するさまは、海の男の面目躍如たる勇壮果敢さ。大海原の荒々しさを表現しているという太鼓さばきに、魅入ってしまうこと確実です。

ちなみに、ロック歌手の相川七瀬さんも手子后神社の御神輿に魅入られた一人で、著書「太陽と月の結び」の中でこの祭礼について触れている他、太鼓コンテストの審査員なども務めたこともあるそうです。

港町ならではの風情溢れるこのお祭り、ぜひ足をお運びください。

大潮祭(おおしおまつり):
開催地:手子后神社(茨城県神栖市波崎8819)
開催日:旧暦6月15日近くの土曜日と日曜日
    2023年は7月29・30日(土・日)

神栖市:
西は外浪逆浦,東を鹿島灘に面する神栖市は,東国三社のひとつである息栖神社を擁し,古代から開けた土地として栄えました。ピーマンの生産量日本一を誇ります。
その他の記事はこちら→【神栖市】

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