古式ゆかしい貴重な神事。潮来市・大生神社巫女舞神事
スギやシイノキ,ケヤキ,タブノキ等,様々な巨木が多数残され「大生神社の樹叢」として茨城県指定天然記念物に指定されている,潮来市・大生神社。
創建ははるか平安時代にさかのぼり,大同元年(806年)に藤原氏の東夷東征の際に建立された古社です。
この大生神社において,毎年11月中旬の日曜日,古式にのっとり奉納されるのが「大生神社巫女舞神事」。
氏子の女子より,くじで決定された巫女が,浄衣緋袴垂髪の装いで右手に幣(へい)・左手に鈴を持ち,七人囃子の音に合わせて舞います。古い様式をそのまま伝える貴重な神事とされています。
大生神社:
所在地:茨城県潮来市大生814
巫女舞開催日時:毎年11月15日を基準に一番近い日曜日
潮来市:
霞ヶ浦西浦・北浦・外浪逆浦と,水辺に囲まれた,まさに水郷の街,潮来市。女性船頭が操るサッパ船は,街のシンボルとして全国にその名を知られています。
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