逆さ筑波と天ぷらそばと。桜川市・つくし湖
桜川市のミカン園が並ぶ筑波山のふもとで、静かな水面をたたえる「つくし湖」。一見大きな池のようなこの湖は、霞ケ浦導水事業の一環として、平成4年に建設された人造湖です。
筑波山の向こう、約20km離れたかすみがうら市の霞ヶ浦揚水機場から強力なポンプを用いて、25mプールを15秒で満杯にするほどの速さで水を汲み上げています。この水は、茨城県南西部17市町村で、上水・農業用水・工業用水として、人々の生活を潤しています。
また、実利面だけでなく、その景色もなかなかのもの。湖面に筑波山が映りこむ「逆さ筑波」を眺めたり、桜が植えられたぐるりをのんびり散歩したりと、なんとも長閑な風情を楽しむことができます。湖畔にある週末のみ営業の「そば処・つくし亭」で、地元野菜の天ぷらそばセットを手軽に楽しめるのもうれしいところ。
紅葉に・新緑に・桜の時期にと、折々の風情が楽しめるつくし湖。筑波山や真壁の街並みとあわせ、週末のお散歩にいかがでしょうか。
つくし湖:
所在地:桜川市真壁町椎尾3196
駐車場:有(44台)
そば処・つくし亭
営業日:土・日・祝日
営業時間:つくし亭 11:00~14:00
野菜直売所 8:30~14:00
桜川市:
筑波山の北麓に位置する,山と里の景色豊かな桜川市には,茨城県内唯一の重要伝統的建造物群保存地区・真壁の街並みをはじめ,歴史を感じさせる風景が多く残されています。
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