歴史を刻む文化遺産。稲敷市・横利根造閘門。

稲敷市と千葉県香取市の境、横利根川と利根川の合流地点に、約100年前の大正10年(1921)年に建設された「横利根閘門(こうもん)」があります。

閘門とは、水位の異なる河川を船で行き来するため、水位を調節する門のこと。日本の近代化を示す重要な文化財であるとして、2000年に国の指定を受けた、この横利根閘門。今なお現役で稼働し、年間2000隻ほどの船が利用するそうです。

閘門が結ぶ一帯は釣りスポットとしても知られ、赤レンガの閘門をバックに、多くの太公望たちが釣果を競っています。

横利根閘門:
所在地:茨城県稲敷市西代地先,千葉県香取市佐原 地先

→茨城新聞2020年4月3日版に、連載「日本一の湖の ほとりにある 街の話vol.09」として掲載されました。

稲敷市:
北は霞ヶ浦西浦,南は利根川に面し,古くから水郷地帯として栄えてきました。多くの野鳥観察スポットや,ヘラブナ釣り・ブラックバス釣りのメッカとして知られています。
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香取市:
外浪逆浦に面する千葉県香取市は,東国三社のひとつ香取神宮を擁する歴史ある街。三大小江戸の一つ佐原の街並みは,国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
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