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地域を挙げて、早春のおもてなし。桜川市・真壁のひなまつり

桜川市真壁町は、茨城県で唯一の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建※)。104棟もの国指定登録有形文化財が地区のそこかしこに立ち並び、歴史情緒漂う街並みとなっています。

この真壁町で毎年2月4日~3月3日まで開催されるのが、「真壁のひなまつり」。公共交通網の脆弱性から「陸の孤島」と呼ばれていた同地区にあって、「冬の寒い中、訪れてくれる人をもてなしたい」との地域の方々の発案により、平成15年からこのイベントは始まりました。

見世蔵や土蔵・石蔵・塗屋といった、江戸時代末期から昭和前期頃にかけての多様な建築物群を、これもまた江戸時代から現代にいたるまでの個性豊かなひな飾りが彩り、和の風情あふれる素敵な風景が広がります。

回を重ねるごとに賛同する人が増え、始めは数10軒だった参加者も、今では160軒に及ぶまでになったこのお祭り。地域の方のおもてなしの心あふれる、温もりに満ちた風情を味わいに、ぜひお出かけください。

真壁のひなまつり:
開催期間:例年2月4日~3月3日
開催地:桜川市真壁町
※真壁重伝建地区の記事はこちら→【茨城県内唯一!重要伝統的建造物群保存地区,桜川市・真壁の街なみ】

桜川市:
筑波山の北麓に位置する,山と里の景色豊かな桜川市には,茨城県内唯一の重要伝統的建造物群保存地区・真壁の街並みをはじめ,歴史を感じさせる風景が多く残されています。
その他の記事はこちら→【桜川市】

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