新盆供養の念仏踊り。石岡市・真家みたまおどり
毎年旧盆の8月15日、石岡市真家地区では約800年通づく念仏踊り「みたまおどり」が行われます。
寺を始めとし、その年に新盆を迎える家々を回り奉納されるこのみたまおどり、踊り子たちの衣装がまず特徴的。そろいの浴衣に紅たすき、白足袋と草鞋という装束に、オゴマとよばれる長いヒモをつけた花笠といういで立ちです。
太鼓と笛、びんさら(竹製の楽器)の音色の中、円を描いて舞う踊り子の顔は、オゴマによりあらわには見えません。仏の姿を現しているというこのオゴマが、素朴ながらも神秘性を演出しています。
国選択無形民俗文化財、県指定無形文化財の指定を受けているこの祭礼、現在は保存会の方々により次代への継承が図られています。
真家みたまおどり:
開催時期:8月15日
開催地:茨城県石岡市真家273番地
石岡市:
霞ヶ浦西浦から筑波山の間の肥沃な土地に恵まれ,各種果物や清酒どころとして知られています。常陸国発祥を伝える多くの史跡のほか,市街地のレトロ建築物も人気です。
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