ナマズの見方が変わるかも。行方市・ナマズバーガー「なめパックン」

茨城県行方市。茨城県人でないと分からないであろうこの地名は「なめがた」と読みます。

今回ご紹介する「なめパックン」は,その行方市で地域振興の一環として開発された,養殖ナマズを使って作られたハンバーガー。

行方地域では,1975年頃より食用のアメリカナマズが養殖されていました。このナマズを中心に,レンコンやワサビ菜といった霞ヶ浦の特産野菜を組合せ,新しいご当地メニューとして開発されたのがなめパックンです。

こう書くと,奇をてらっただけのイロモノなのでは?と思う方もあるかもしれませんが,なめパックンの良いところは,地域振興とか抜きに,きちんとメニューとして美味しいところ。

新奇さにつられ手に取りつつ,半信半疑で一口食べれば,ナマズのカマ肉(胸ビレの部分)のパティはクセがなく上品で,中に練りこまれたレンコンの歯ごたえもシャキシャキと心地良し。そこに一緒にはさまれたワサビ菜,レタス,トマトなど地場の野菜が,チリソース・タルタルソースでまとめられ,実に美味しいハンバーガーに仕上がっています。

「行方市観光物産館こいこい」にて好評販売中,ナマズの見方が変わってしまうであろう体験を,ぜひお楽しみください。

なおほかにも,これもまた霞ヶ浦特産の鯉を使った「鯉パックン」,鴨肉の「鴨パックン」,さらに「豚パックン」がありますが,どれも美味しいですよ!

行方市観光物産館こいこい:
所在地:茨城県行方市玉造甲1963-5
営業時間:午前9時~午後4時
定休日:年始年末
電話:0299-36-2781

行方市:
霞ヶ浦西浦と北浦に面する二湖のまち,行方市。豊かな水産・農業資源を背景に古代より栄えました。その歴史に根差した,ユニークな祭礼が数多く残っています。
その他の記事はこちら→【行方市】

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