地域に残る信心の拠点。土浦市・栄稲荷
気が付けば1月ももう終わり、あっという間に2月に突入です。
さて、2月初旬と言えば初午、稲荷神社の祭礼。ここ土浦市は、県南有数の商都として栄えた背景から、市内各所・ちょっと意外な路地裏などにも、多くの稲荷神社が建立されています。今回は、そんな市内のお稲荷さまの中から、北関東随一の歓楽街・桜町はずれの静かなまちかどに佇む「栄稲荷」のご紹介。
小さいながらも精巧な細工が施された社殿は、霊験あらたか・笠間神社の社殿ほか、数多くの優れた社殿彫刻を残した名匠・後藤縫之助によるもの。平成22年に市の指定文化財として登録されたこの栄稲荷、今も熱心に祈る人も多い、地域に愛される信仰の拠り所となっています。
栄稲荷:
所在地:茨城県土浦市桜町2-10
土浦市:
霞ヶ浦西浦の西端に位置し,江戸の頃より茨城県南の要所として栄えてきました。ナショナルサイクルルート「つくば霞ヶ浦リンリンロード」の拠点となっています。
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