子は宝。安産子育の鉾田市・塔ヶ崎十一面観世音

茨城県鉾田市は塔ヶ崎十一面観世音。江戸時代中期創建と伝えられ、350年以上の歴史を持つこの古刹は、子授け・安産・子育てのご利益があるとされ、今も参拝客が絶えません。

なかでも例年8月21日と1月21日に行われる大縁日法要は、門前通りに屋台が並び、多くの参拝客で賑わいます。安産祈願の腹帯が頂けるほか、持参したサラシの腹帯に御朱印を押して頂くことも可能だそうです。

驚くのは、その運営は地域の「塔ヶ崎十一面観観世音会」の方々によってなされ、年中無休で在駐しているという事。境内はいつも丁寧に清められ、地域の信仰の篤さが伝わってきます。

科学が発達した現代においても、子を授かるという事は奇跡の賜物。子宝を求める人の心の拠り所として、いつまでも続いてほしい風景です。

塔ヶ崎十一面観世音:
所在地:茨城県鉾田市塔ヶ崎94
大縁日法要:1月21日、8月21日

鉾田市:
北浦北岸に位置し,東には鹿島灘を望む鉾田市。温暖な気候と良好な土壌から,日本一のメロンの生産地となっています。茨城のサーフィンスポットとしても人気です。
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