養蚕創始縁起が伝わる。つくば市・蚕影神社

茨城県に3か所ある、養蚕発祥の地とされる神栖市(※1)・つくば市・日立市のうち、つくば市の「蚕影神社」は全国に祀られる蚕影神社の総本社であり「日本一社」を称しています。

この神社にも、他の2か所同様「金色姫(※2)」の伝承が伝わります。205段の石段を登りきった先の社は現在無人となっていますが、養蚕が栄えていた昭和中期までは、篤い崇敬を集めていたそう。

現在でも毎年3月28日には豊蚕を祈願する「蚕糸祭」、 10月23日に例祭が行われ、往時を偲ばせています。

※2金色姫伝説はこちら→【悲運の姫が紡いだ美しい絹糸。神栖市・蚕霊神社の金色姫伝説】

つくば市:
万葉の昔より信仰の対象とされてきた名峰・筑波山の南麓に位置し,数多くの研究機関が集積する科学の街・つくば市。研究所をまわる夏休みのサイエンスツアーも大人気です。
その他の記事はこちら→【つくば市】

関連記事一覧