町中が熱気に包まれる3日間。石岡のおまつり

「常陸國總社宮例大祭」。「石岡のおまつり」として親しまれているこのお祭りは、「川越氷川祭」・「佐原の大祭」と共に関東三大祭りの一つとして知られ、毎年9月15日からの3日間に行われています。

このお祭り独特のものが幌獅子(ほろじし)。この幌獅子は、獅子頭から延びる胴体に獅子小屋と台が付いていて、その周りを幌が覆うというもので、お囃子と共に獅子が進むさまは圧巻の大迫力です。

また、各町内の女性による「おっしゃい隊」も、このお祭りならではの見もの。「おっしゃいおっしゃい、おっしゃいな~」の口上とともに扇子や提灯を持って囃す様が、お祭りに一段と花を添えます。

期間中3日間で約40万人の見物客が訪れ、町が熱気に包まれるこのお祭り。「正月やお盆には帰省しなくても、おまつりには帰る」と言われるほど、市民に根付いているそうです。

常陸國總社宮例大祭(石岡のおまつり):
開催地:茨城県石岡市総社2-8-1
開催日:毎年9月15日より3日間
公式HP→【常陸國總社宮】

石岡市:
霞ヶ浦西浦から筑波山の間の肥沃な土地に恵まれ,各種果物や清酒どころとして知られています。常陸国発祥を伝える多くの史跡のほか,市街地のレトロ建築物も人気です。
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