晩秋に現れる幽玄の世界。かすみがうら市・雲海の風景

かすみがうら市・三ツ石森林公園は,雲海の絶景を見られるスポットとして,写真愛好家にその名を知られています。

雲海が見られるのは,11月頃から冬にかけての,湿度の高い日出の頃。実際は雲海というよりはもやですが,朝日に照らされた森のシルエットの間を,するすると流れていく様は一幅の墨絵のよう,それはもう見事というより他ない絶景です。

この光景は,早朝に加え,気象条件という運に左右されるため,決して手軽に見れるものではありません。ですが,運良く見られた時には,それまでの苦労も霧散する美しさ。頑張って何度かトライしてでも見る価値あり!です。

三ツ石森林公園:
所在地:茨城県かすみがうら市上佐谷307-2

かすみがうら市:
霞ヶ浦西浦の北岸に長く伸び,古くから農業漁業がさかんなほか,茨城県内有数の果物産地でもあります。明治期に同市出身の折本良平が開発した帆引き船は霞ヶ浦の風物詩。
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